なんちゃってRPG
「『あのね、私…』と自分の過去を寂しげな口調で延々と語る女の子」
作曲・編曲:igarin



 なんちゃってRPG、今回は主に妄想。
 大して遊んでもいないRPG。なのでゲーム中の音楽はロクに知らないが、ある場面ごとのイメージは何となく解る。ファミ通での「発売まで待てない!○○▽□・徹底攻略」みたいなページを読むと、どういうシチュエーションで何があるのか、という雰囲気は解る。
 ただ、遊ばないが故に曲は知らなくて当然。そこは過去の経験とノウハウでごま…いや、なんとかする。

 この曲は「ゲームの中盤、パーティー全体のキャラもある程度まで育ち、後半へ突入するきっかけの強制イベント(の、つもり)」。

 空にはあかね雲。主人公の男の子と、最初か或いは二番目に仲間になった女の子(髪の毛は紫か緑)が、どこかの城の二階(三階建ての二階。屋根はない場所)に二人きり。主人公は冒険の疲れを癒すかのように体育座り。すると、女の子が夕日の方向へゆっくりと歩み、レンガ造りの欄干に両手をつく。そして、主人公と顔を合わせないように、わざと背中を向けてしゃべり出す。


「ねぇ、笑わないで聞いてくれる?」
「うん」
「あのね、私・・・ほんとは・・・○○○なんだ」
「え?」
「軽蔑した?」
「そんな事で軽蔑したりしないよ」
「・・・ありがと」
「僕は、ただ・・君を・・・」
「・・・」
「・・・」
「やだ、どうして泣いてるんだろ、私。
  悲しくなんかないのに・・・。どうかしてるよね」
「君のためなら、何だってするさ」
「そう言ってくれるのはうれしい。でも、
  私一人の問題で、あなたを危険に晒すわけには・・・」


 という妄想を思いっきり膨らませながら創ってみた。曲だけだと単調でつまらないと思うが、一応このような事を頭に描きつつ演奏したつもりである。気持ちだけでも伝わったら喜ばしいことこの上ない。


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