「金と流行と男と女」 〜 かねとはやりとをとことをんな 〜 2020/08/14 Hiroshi Ikarashi
金
【女性ファッション誌の見出し】
「みーんな、○○してる!」 みんなって、誰?
「もう迷わない! @@な##着回し術」 迷わせないで
「マストアイテム」 とかいう、わけのわからないもの
「おしゃれな人は、もう使ってる!」 そういうあなたは?
「今年の$$は、赤/青/黒/白が%%%%!」 一年以上前に決めたでしょ
「aaなbbには、ccをddしてみて。」 ←提案
「eeなら、ffをggするのもアイデア。」 ←考えろ …どっちだよ!?
【陳腐】
¥95550 ¥26250 ¥129150 ¥51450 ←カンマなし
¥95,550 ¥26,250 ¥129,150 ¥51,450 ←カンマあり
【弱みにつけ込む】
女性ファッション誌で5月号あたりに組まれる
「夏までに、絶対痩せる!」特集
※理由 スタートが2月・3月では、頑張れば痩せられてしまう
↓
「間に合わない!」「こんなはずじゃ!」
↓
雑誌の後ろに詰め込まれたダイエット通販
↓
最終手段:美容整形の広告 → 夏のボーナス
【ものは言いよう】
48時間で痩せるドリンク
「痩せなかったら代金はお返しします」→ 疑問「1グラムでも痩せたら?」
【幻想】
なぜかウェストが59cmを越えない、女性アイドルたち
↓
まぼろし〜〜〜!!
流行
誰が流行を作るのか
誰が「スイーツ(笑)」を流行らせたのか
誰が「勝ち組/負け組」を流行らせたのか
「電通」= 扇風機付き風見鶏。
風見鶏が、扇風機ごと360度自在に回転。
ヒットさせたい物、人、本、出来事などに方角を合わせる。
風量は、最大にセット。
そして、スイッチ・オン。
「今、時代の風は、間違いなくこちらから吹いている」→ ねつ造
つーか、でっち上げ。
カモは、後から勝手に付いてくる。※ → 流される人々
※ ちなみに、
「自民党のポスターは、電通が作っています」(実話)
いつの間にか普及している「コラボレーション」
「コラボ」という略称
造語
造語 + 造語 = 原形を留めない
長いネーミングを、わざと略す
※ 先ず、略された状態の語呂を考える → 語呂 → 韻を踏む → RAPの流行
※ 理由と意味は後付け/後出しジャンケン
※ ラテ欄との重要な関係
読めるけど書けないアーティスト名
※ 悪例 → 全盛期のラルクとかディルなんちゃらとか
〜 書けない/書き間違えると、信者にシバかれるか、半殺し 〜
「ネーミングですか?
本当は……なんですが、皆さんがそれぞれ感じたように……てもらえれば。
特に気にしてないんです。ええ」
「へぇ〜〜〜」
知らない =「遅れてる」
「知らないのぉ〜?」
存在を知っていると浸れる優越感
「正式名称」を知っていると浸れる優越感
「あらゆる書き込み」=「自己主張」=「優越感の公使」
※ 検索 →「ズンドコベロンチョ」
※ 関連 →「主体性」
【ファッション誌ポエム】
マニッシュ×フェミニンで、
スイーツな週末をチャーミングに演出。
ワードローブからお気に入りのスイーツを
チョイスしたら、スイーツ空間に早変わり。
スイーツな夢が見れそう。
自分らしさ¥680/駅前書店
男
知識は儲かる
まめ知識は気軽に儲かる
「へぇ〜〜〜」
「へぇ〜〜〜」
「へぇ〜〜〜」
一時期のフ○テレビ →「カルトQ」「トリビアの泉」
「知りたい」という欲求
男は知識のコレクターである
ポケモン/ウルトラマン/鉄道/戦隊ヒーローに共通するもの
設定/生まれた場所/生年月日/身長/体重/型番
キャラクター名/人名/魔法/必殺技/駅名/コマンド
モハ/クモハ/サハ/スハフ/オロネ/カニ → 鉄オタ
ホイミ/ベホイミ/ベホイム/ベホマ/ベホマラー → ドラクエ
多ければ多いほど良い
具体的なら具体的なほど良い
体系付けられていると、なお良い
集めたい
コンプリートしたい
知識もコンプリートしたい
雑誌/知識本/アイテム/おまけ/攻略本
【仕掛け人】
48
坂
オタク
組み分け
総選挙
派閥
変わった言葉を発するだけで、勝手に踊ってくれる人々
変わった言葉を書き込むだけで、勝手に流行らせてくれる人々
盲目的に買ってくれる人々
注ぎ込まれる金銭
握手すること数秒・ハイそれまでョ
山中に不法投棄される大量のCD
日本レコード大賞受賞!
総売上 5,000万枚を突破!
秋元康は子門真人を超えたのか
坊主/左遷/寿退社/暴行事件
それでもなお、踊っている人々
それでもなお、盲目的に買ってくれる人々
注ぎ込まれる金銭
今のところ、死人は出ていない模様
仕掛け人の高笑いが聞こえる
女
【感情と反応】
驚くと、「えーーーーーーーっ!」と黄色い声を上げる人
「すごーい!」としか言えない人
「感動しました!」としか言えない人
「おいしい〜〜〜〜」としか言えない人
「さっぱりしてる〜〜〜」としか言えない人
「あっさりしてる〜〜〜〜〜」としか言えない人
動物を見た瞬間「可愛い〜〜〜〜〜」と口にする人
可哀想だと反射的に「可哀想〜〜〜〜〜〜」と口にする人
「お腹ちゅきまちたか?」「可愛いでちゅねー」と幼児言葉になる人
【価値観と優劣】
「誰それは天才/○○は神」と夢見がちな人
→ 雲の上 → 神格化 → ファンタジー → ある種の信仰心 → 注ぎ込まれる金銭
解り合えない人 →「その価値(天才/神)が解らない無能な人」→ 要は「馬鹿」
私 > 解らない馬鹿
よって私は賢い → 自己正当化
類(るい)は友を呼ぶ → 解り合える人達 →
私たちは賢い → 特権意識
私たち > 解らない人たち
身近な「解らない人たち」の代表 =「異性」つまり「男」
[思春期]
「ほんと、男子ってバカ」「単純」「ガキ」「幼稚」「スケベ」「なんにも解ってない」
↓
[時間の経過]
「ほんと、男ってバカ」「単純」「スケベ」「だから男って嫌」「なんにも解ってない」
「私たちって賢い!」「実は凄い!」「女の時代だよね!」
※ムダ知識・池田大作の世迷い言「21世紀は、女性の世紀である」……じゃあ男は何?
【開き直り】
女性ファッション誌で半年に一度組まれる特集
「セックスで、キレイになる。」
→ あ れ ほ ど バ カ だ と 言 う た の に
→ あ れ ほ ど ス ケ べ と 言 う た の に
→ そ れ は そ れ 、 カ レ は カ レ
→ カ レ シ じ ゃ な く て も い っ か な
【日本語って便利】
「恋愛体質」という、まことに都合のいい造語
「わたしって、恋愛体質だから……」という自己正当化。
→「結局、尻軽でしょ?」と言うと刺される ※→ ファンタジーの崩壊
→ 定義付けしたのは、男? 女?
→ 広めたのは誰?
→ 儲かるのは誰?
→「で、セックスでキレイになれたの?」は禁句。
雑誌社と電通の高笑いが聞こえる
【某保険会社のCMソング】
輝く瞳は女の証 笑顔と知恵で乗り切るわ
花の命は結構長い
きらめく涙は女の証 貴方任せじゃ切ないわ
花の命は結構長い
女ですもの 女の保険 私は(保険の名称)!
→ 男尊女卑? 女尊男卑?
類(るい)は友を呼ぶ
……そしてまた金へ。
P.S. 男はバカじゃないんです、愚かなだけなんです。
顕著な例:ハウス・ジャワカレーのCM。
食材を切ったり、鍋をかき回している男(反町隆史)と、
それを遠くから見守っている女(紺野まひる)。夫婦の設定?
女「なーんか手伝おうかぁー?」
男「いいから、いいから。」
女「なんか、手伝おっか?」
男「うん、大丈夫。」
一見、「私つくる人、僕たべる人」の逆にも思えるが、大間違い。
このカレーを作っている男は、
「後片付け(鍋や食器を洗って乾かして収納する事など全て)を
微塵も考えていないと思われる」。
たまの休日、「今日は、俺が作るよ」=「男の料理」
それが美味しいのは、材料費を全く考慮に入れていないから。
カレー屋さんより高くつく、男のカレー。
以上、夏休みの自由研究でした。バイナラ。