「政治家とは」 〜 口だけ番長に捧ぐ 〜 2020/06/10 Hiroshi Ikarashi


 テーマがアバウトなので、
 特に、国会議員中心の話をします。


「話」。

 議員さんの話は、聞いていると眠たくなったりしますが、
 沢山の人と直に接して、直に話して、
 本音も建て前もあるけれど、その上で
「私は、こう思うんです。私たちは、こう考えています。
 無理は承知しています。でも、どうかご理解下さい。
 お願いします。」と、頭を下げています。

 その、積み重ねです。

 どれだけテレビや新聞で批判されていても、
 直接会った時の印象は大切だと思います。


 よく、都会の人
「こんな奴に入れたの、誰だ!」
「なんでこいつが当選すんだよ!」
「地元民、バッカじゃねーの!?」
「入れた連中、頭おかしいって絶対!!」
「みんな、金で買われてるんだろうな。田舎者が」
 等と、平気で口にします。

 駅前で、朝早くから拡声器を持って演説している人を馬鹿にします。
 ※ 業界用語 →「朝立ち」。

 それは、自分の顔と名前、表情も話し方も、その全てを晒して
 捨て身のアピールをする事です。
 それさえ出来ない人間に、駅前での演説を馬鹿にする資格は無いと思っています。

 政治家を批判したがる人に限って、やたらに、
「民主主義国家」「俺達の税金」「血税」「我々国民が」
 等と、平気で口にしたり、どこかへ書き込んだりします。

 5ちゃn…もとい、インターネットのあちこちで、誹謗中傷をします。

 選挙前に悪評を流したり、
 女性週刊誌、芸能週刊誌、スポーツ新聞、噂本、
 そういった物に情報を売ったりします。

 どうとでもとれる適当な写真を雑誌に掲載して、
「○○疑惑!」「深夜の密会!」「カメラは見た!」等とほざいたり。

 それが嘘であっても、選挙期間中は、候補者は反論出来ません。
 訴えてみたところで、裁判の結果が出る前に、選挙の結果は出ます。

 そうやって、人が恥をかいてでも人前に出る勇気を踏みにじります。
 嘘の情報を、わざと週刊誌や芸能マスコミに流す人間は、
 クズ共です。
 人をけ落として、人に恥をかかせて、それでお金を貰っているのかも知れません。

 それでも、候補者は何度でも挑戦します。
 叩かれても、叩かれても、立ち上がります。

 その度に、マスコミに嘘の情報を流す人間がいます。
 クズ共です。

 人前に出て、顔と名前を晒して、自分の主義主張を訴える。
 それを、隠れた場所から狙っている。
 暗殺者です。
 銃を持たない狙撃手です。

 一般市民かも知れません。
 業界の人かも知れません。
 対立候補の陣営かも知れません。
 誰にも判りません。

 判るのは、人の魂を潰すために、嘘の情報を売った人間がいる。
 それを、本当かどうか確かめずに、買い取った人間がいる。
 そして、世の中に広めた連中がいる事です。


 余談ですが、
 長いことまっすぐ生きてきたのに、ちょっとした事でひねくれ、
「匿名の誹謗中傷 FAX」をばらまいたりする人もいます。
 匿名は匿名なのに、文章の書き方に大きなクセがあるので、バレバレです。
 結局は、金と権力の使い方を間違え、身内から逮捕者を出したりします。
 誰とは言いませんが、もう、地元の皆さん気づかれているでしょう。


 話が逸れましたが、
 政治家の人達は、本音も建て前もあるけれど、その上で、
 何が大事で、何が大事じゃないのか、それを考えます。
 形式的であっても、必死でやり取りします。
 作戦を立てて、やり合います。
 合戦です。
 塩を送ることもあります。
 武士の情けです。

 形式的であっても、見得を切る事があります。
「そんな事、わざわざ言わなくたって」という事を、
「みなさん、どう思われますか! 絶対おかしいでしょ!」と絶叫したりします。

 NHKで、国会中継をやっています。
 受信料だけ払えば、見たい放題です。
 歌舞伎よりは、ずっと解りやすい「人間ドラマ」だと思います。
 あなたの暮らしに直結する、人間ドラマです。

 ノンフィクションです。
 生放送の、プロXです。

 あなたも関わってきた/関わっている/関わってゆく、人生です。
 家族と、その命です。

「事件は議事堂じゃない、お宅で起きているんだ!」

    ※ 重要 → 公的資格「速記技能検定」
           国会/地方議会/裁判所/学会/政党大会
           社内会議/講演/対談/座談会
    ※ 関連 → テープ起こし
    ※ 関連 → 口述筆記

    ※ 重要 → 在宅介護/介護福祉

    ※ 重要 → 通信教育
         横たわっていて、動くことが出来なくても、
         勉強可能/取得可能な資格は沢山あります。

            関連 → 日ペンの美子ちゃん

             各自、徹底検索、熟読/熟考のこと。


 参議院は、学者です。解散がないのは、研究を妨げないためです。
 衆議院は、侍です。「代議士」=「士」です。24時間の戦いです。

 いくら実績があっても、選挙で負けてしまったならば、負けは負けです。
 やる気があるならば、いくら叩かれても、「なにくそ!」と、起き上がります。

 主義主張が、世の中とズレている事ぐらい、解っています。
 風前の灯みたいな政党であっても、解っています。
 本音と建て前です。
 極論であっても、自分たちが言わなくなったら、誰も言わなくなります。

 汚い手で落とされても、負けは負けです。
 晒し者にされても、また立ち上がります。

 もしも百人いたら、そのうち一人でも二人でもいい。
 駅前で素顔を晒しても、テレビや雑誌で馬鹿にされても、
 誰かが「またアイツか。毎日うっせーな。どうせまた反対ばっかだろ」
 と、足を止めてくれたら、心の中で感謝しています。
 そういう人達です。

 匿名性の馬鹿野郎。
 ゴシップの馬鹿野郎。
 女性週刊誌の馬鹿野郎。
 自称:芸能通の馬鹿野郎。
 事情通とかほざく馬鹿野郎。
 女を利用する奴等の馬鹿野郎。
 言葉を悪用する奴等の馬鹿野郎。
 SNSを悪用する奴等の馬鹿野郎。

 国賊。
 日本の恥。




 院内などですれ違うとき、会釈すると、ごく自然に返してくれます。
 どこの政党でも、男性でも女性でも、若い人も、年のいった人も。
 誰に対しても、分け隔てをしません。

 ただ、議員としての先輩/後輩に関しては、厳しい世界です。
 年齢/性別/政党関係なく、いくら頭が良くても、
 未熟な若造だと思われたら睨まれます。

 カメラの回っていないところで、
 お秘書さんもいないところで、
「利いた風なことを言うな」と、
 声に出さずに睨みます。(※現場での実体験です)

 若手であっても、行動力/実行力/存在感のある人は、尊重されます。
 ベテランの議員さんたちも、きちんと耳を貸します。
 認められているのだと思います。

「どれだけ頑張っているか」が、大事なのだと思います。
 そこを、一番大切にしている人達です。
 どこの政党でも、一人でも、男性でも女性でも、
 若い人も、長老議員さんも。

 地方の選挙活動でも、みんな、人の顔を、しっかりと見ています。
 一人一人の顔を見て、声をかけ、握手します。
 笑顔で「ありがとう!」「頑張ります!」と、握手します。

 人の手の温もり。

 政治家の人たちは、地方議員さんであっても、人の顔と名前を
 千の単位で覚えています。
 電話がかかってきても、表示されるナンバーを見ただけで、
 何処の誰か、すぐに判ったりします。

 応援してくれた人の顔は、忘れないと思います。
 応援してくれる人達がいるから、当選出来るのです。

 みんなに、百万円ずつバラまいたって、当選出来ないのを知っています。
 でも、
「札びらで、顔引っぱたいてんだろ?」と口にする人が、
 ネットのそこかしこに、沢山います。

 直接会ってもいないのに。



 国会という、不思議な空間があります。
 国会期間が終われば、ノーサイドです。
 与党も、野党も。

 最終日。
 閉幕の後は、沢山の議員さんが議場裏に溢れ、
「お疲れ様」と、互いに笑顔で声を掛け合います。

 与野党の偉い人同士がガッチリ握手し、
「いやぁ、参りましたよ」「いえ、こちらこそ」と、
 互いに苦笑しながら、長かった舌戦を終えます。

「いい国会だったね」と、健闘を讃え合います。(※現場での実体験です)

 互いに頭を下げます。
 そして会期を終え、議員さん達は応援してくれた地元へと帰って行きます。
 そういう職業です。

 命懸けで仕事をしています。
 下手すれば、殺される職業です。


 文句があるなら、SNSでシコシコしてないで、
 言いにいって下さい。

 前もって議員会館内の事務所に電話をかけ、きちんと手続きを踏んで下さい。
 アポイントメントを取って、「いいですよ」と言ってくれたら
 会うことが出来ます。忙しいけど。

 その上で、喧嘩腰でなく、文句を言うなり陳情するなりして下さい。
 それが、民主主義だと思います。

 家でテレビを見て、ゴシップ記事を読んで、ネットで誹謗中傷する。
 選挙前、5ちゃn…もとい色々な場所で結託して「落としてやろうぜ!」と企む。
 選挙が終わっても、「死ね」「国賊!」「売国奴!」と、罵る。
「税金ドロボー!」と、掲示板や色んな場所で騒ぐ。

 議員さんの事務所、地元の事務所には、どうして電話が用意されているのですか。
 論破する事に自信があったら、電話して下さい。

 なんなら、地元の事務所へ直接言いに行って下さい。
 選挙に携わる人達は、そこまでの覚悟でやっています。
 政権を担っている政党も、弱小と呼ばれる政党も、みんな。

「ウゼえ消えろ」という人は、直接、きちんと文句を言いにいって下さい。

 言えるもんなら、行ってみて下さい。


 とか言うと、

「だってオレ、忙しいし……。そんなん、誰かが
 やりゃあいいんだよ。つーか、オレに言うなよ、うっせーな」。

 とか、ウザったそうに、言い訳します。

 実際、行動に移せないのに、ネットにダラダラと不平不満/悪口を書き連ねる人は、
 しばしば「この民主主義国家に於いて」みたいな台詞を、
 平気で口にしますが、実行力を考えたら、

 ただの外野、口だけ番長です。

 外野どころか、球場の外から
「バーカ、バーカ」と大声で叫んでいるだけです。

 きちんと頭を下げる事が出来ない人は、最低です。
 弱虫。




 おっとどっこい、すっとこどっこい。
 大切な事を、書き忘れていました。

 ここまで読まれて、
「自分の事は棚に上げて偉そうに!お前が選挙出ろよ!」
 と、思われた方もいると思います。いるでしょう、きっと。

 でも、それは出来ません。

 父と私の問題なのですが、

「政治家は、世襲してはならん」
 という了解/決めごとがあるのです。

 それだけです。


 兎に角。
 選挙があるなら、行きましょう。
 後悔先に立たず。

………罵詈雑言は、ナシですよ。 


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