「よくわかるかもしれない著作権」
〜 漫画を粗末にすると、国が滅びる 〜

2007/12/25 Hiroshi Ikarashi


【何故か食の話】

 第一次産業(Primary sector of industry)

 我が国に於ける第一次産業とは、 農業/林業/漁業である。クラークによる分類では鉱業も含まれるが、詳細割愛。教科書に載っていると思われるので、ネットで検索する前に調べやがれ。

 第二次産業(Secondary sector of industry)

 第二次産業とは、鉱業/建設業/製造業である。第一次産業によって得られた原材料を加工して利益を上げる。クラークによる分類では少々ややこしくなってくるので、同様に各自、調べやがれ。

 第三次産業(Tertiary sector of industry)

 第三次産業とは、電気/ガス/熱供給/水道業/情報通信業/運輸業、あとたくさん。説明が大変になってくるので、勝手に調べやがれ。ネットも第三次産業の集合体なので、負荷をかけないよう努力すべし。各自勝手に調べ、勉強しやがれこの野郎。電気を大切にね♪

 第四次産業以後は、もっと大変なので、ネットのお世話になるといいかも知れない。電気を大切にね♪


 第一次産業(原材料/素材)がなければ、第二次産業(加工業)は成り立たない。

 米は自給出来ている。減反した上に、過剰米まで出ている。国会の院内の議員食堂や、議員会館の食堂では、過剰米から先に食べている。だから不味い。でも安い。
 加工業として、米菓(例:柿の種)の生産等があるが、今時の若い奴らは気持ちがフワフワ ワウワウ、パンばっか喰ってやがる。お前とお前は帰ってよし。親も学校も、パンばっか喰わせやがる。爺ちゃん婆ちゃんを見習え。

 ファストフードでも基本はパンだが、一部では「チンピラライスバーガー(仮名)」等を販売しているチェーン店も存在する。偉い。だから好きだ。

 大豆は、まるっきり自給出来ていない。和食の基本である味噌/醤油/納豆/豆腐の原料なのに、海外から買っている。生産国の天候/景気が悪化した場合、価格に跳ね返る。

 石油などの資源も同様、ほとんどを海外に依存している。なので、今年の冬は大変な事になっている。あちこちで石油泥棒/灯油泥棒が横行している。ふざけやがって、ふざけやがって、ふざけやがってこの野郎、泣けてくる。


【食と漫画】

 第一次産業/第二次産業の関係を、漫画に置き換えて考えてみる。

  第一次産業(生産者) = オリジナル(原作者)

  第二次産業(加工業) = パロディ(同人作家)


 第一次産業(原材料/素材)がなければ、第二次産業(加工業)は成り立たない。

 オリジナルがなければ、パロディは作れない。原作者がいなければ、二次加工は出来ない。馬鹿でも解る話であるが、盆と正月、東京に集って漫画の神様を讃え、共に喜びを分かち合う祭りの参加者のうち、どれだけが理解しているのかは怪しい。


【同人活動】

 二次加工を行い、同好の士(同人仲間)と楽しむのに、各々の加工賃や手数料、コンビニでなんか買おうか、俺は先に帰ってるから適当に頼んだ。お疲れ様ー、かんぱ〜い。お前は未成年だから建前上やめとけ。○○ちゃんも無理しないで、せっかく遠路はるばる来たんだから。とりあえず私が出しておくね、…程度のやり取りが発生するのは仕方がない。金銭の授受にあたるが、商業目的と見なされない程度であれば、世間様に理解されるものと思われる。

 しかし、勝手に猥褻な物に改変したり、あわよくばひと儲けしてやろうと企む輩が後を絶たない。ましてや本家(オリジナル=生産者)からお叱りを受けているのに「ゴロツキ」「泥棒」「俺達が育ててやったのに」等という世迷い言を吐く人間も数多い。


【生産者の苦労】

 第一次産業の代表として、農家を例に挙げる。

 生産者が原材料を作り、出荷するためには、種をまく/水をやる/肥料をやる/雑草を取り除く/天候に気を配る/害虫から守る/収穫する、という手間暇が必要である。これが「育てる」事である。
 実際には、農薬や肥料の購入/トラクターや作業用具などの維持・管理・購入も含まれる。天候によって不作/凶作となった場合にも、維持費/人件費は必要である。

 漫画であれば、原作者が自身の発想から物語を創る/絵を描く/作品を生み出す、に該当する。ペンや紙などの消耗品、コピー代、打ち合わせでコーヒーなどの諸経費も同じである。

【種】

 種とは、発想のタネ。ネタである。
 種を植えるのは、原作者である。作画が別人であっても、原作者の発想なくして漫画は創れない。

【出荷と流通】

 生産者が、収穫した原材料を出荷するためには、農協を通じるか、独自の販売ルートを必要とする。独自であった場合、宣伝費用や、その手間が必要である。
 漫画であれば、出版社/印刷所/書店/コンビニ等を通じて販売される/読者が買う/読む/広める、に該当する。

【肩代わり】

「生産者に代わって育てる」というのは、
 生産者に代わって種をまき、水をやり、肥料をやり、雑草を取り除き、天候に気を配り、害虫から守り、精魂込めて作り、出荷する事を肩代わりするという意味である。

【思い上がり】

「俺達が育ててやったのに」というのは、
 種をまいて水をやり、肥料をやり、天候に気を配り、害虫から守り、収穫し、出荷し、流通させて宣伝してやったぞこの野郎、に該当するものと思われる。

 その全てではなくとも、
「ある程度の労力を肩代わりしてやったのに美味しいとこだけ持って行きやがって汚ねぇな! 俺たちに感謝しやがれクソ泥棒! 恩知らず!」に該当する。

【漫画とアニメ】

 漫画でもアニメでも、これは同じ事である。


【ものづくり】

 原材料を人様に頼っている現状、その入手が困難になったからといって、流通業者に「だけ」八つ当たりするのは筋が違う。どうやったら原材料を安く入手出来るかを考える必要がある。

 海を渡ってやって来ると、やたらに金がかかる。
 人の家のトラブル(他国の事情)によっては、我が家(日本)に物がやって来なくなったりする。

 ではどうするか。

「自分の家(日本)で作る」しかない。


【日本にないもの、あるもの】

 日本に、

・石油はいまいち埋まっていない。
・石炭は、燃やすと色々ある。
・原子力は、口にすると
電力各社から圧力色々ある。

 日本で、漫画やアニメは

・よく読む。よく見る。
・子供の頃からよく真似して描く。
・下手な人もいるが、上手い人も沢山いる。

全国規模で競ったら、相当にレベルが高い。
国レベルなら、世界一作画クオリティが高い…と思う。

・プロの漫画家は数多い。
・アマチュアでも、活動している人は多い。
年に二回、大きな祭典がある。
・それ以外にも、全国で様々な催しがある。
・独自の流通ルートも開拓されている。
・これからも拡大されるものと思われる。

・同好の士は数多い。
・オリジナルも創れる。
・多分、みんな創れる。
他国よりは創れそうだ。
他国よりは絶対に面白いものが創れそうだ。

・現に創っている。
・バンバン創っている。
席巻しちゃってる。
・音楽さえも創っている。
・アニメなんかも創っている。
・ガッツンガッツン創っている。
・儲からないと聞くが、数多くの人が頑張っている。
創らないのと創れないのは違う。
創れない奴に限って、よく吠える。

でも、とりあえず創ってみたら、創れると思う。

自信持て。

 よって、

・頑張れ。

・いや、頑張ろう。

目指せ、生産者。

既に、生産大国。

他国じゃ無理。絶対に無理。


【出来ることから】

「地産地消」(ちさん・ちしょう)

 地元で取れたものを、地元で消費することである。

 農業でも漁業でも漫画でもアニメでも同じである。自分たちで作って、自分たちで楽しむ。中間マージンを減らし、コストを抑える。取れたての新鮮なところを味わう。

 カルパッチョもいいが、やっぱ握りだ。

 今すぐに出来る事がなくても、何らかの形で応援する事は出来る。この先も安くて美味しい物を楽しみたいと思ったら、そのために出来る事を考える。頭は、考えるために付いている。

 お金は、“ものづくりの労力に対する対価”である。

「育ててやった」などという輩は、世界各国、土下座行脚してこい。

  それと、米、食え。米。

  日本の米。

  味噌汁、飲め。

  和食、食え。

  欧米か!


【第一次産業を粗末にする国は滅びる】

  感謝して食え。ギャル曽根を見習え。

「いただきます」「ごちそうさまでした」ぐらい、ちゃんと言え。

  漫画も、感謝して読め。

  アニメも、感謝して観ろ。

  シェアウェアの意味、考えろ。


  金と敬意は、きちんと払え!!


← わたしの道徳・一覧に戻る | 研究所入り口に戻る →