「試験に出るサウンドノベル」
〜 かまいたちの夜編 〜


 はい、みんな静かにー。今から特別授業として、
 サウンドノベルを元にした発想力テストを行います。

 今日のテーマは、
「かまいたちの夜における主人公の男性と女性、それぞれの名前を何と入力するか」です。時間は15分。君たち一人一人の独創性、考える力を身につけるための練習なので、思いついたものを自由に書いて下さい。数に制限はありません。では、始め。

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 はい、そこまでー。では、今から質問をしますので、該当者は手を挙げてください。もし先生が言った名前と同じ物を書いてしまった人は、その場で沈没です。

名前を「英一郎」「なぎさ」にした人、正直に手を挙げて。
 大学生にしては随分トシが…。それに舞台はペンションで、温泉地や秘湯の宿ではなかったと思います。火サスの見過ぎ。

名前を「のび太」「しずか」にした人、正直に手を挙げて。
「きゃ〜、のび太さんの…」に期待しているのかも知れませんが、のび太が一緒なら、犯人に殺されるよりも雪山遭難する確率の方が高いでしょう。

名前を「好男」と「三記子」にした人、正直に手を挙げて。
 それ、別のメーカーさん。

名前を「野人」と「パンダ」にした人、正直に手を挙げて。
 だからそれ、別のメーカーさん。

名前を「ジョン」「ヨーコ」にした人、正直に手を挙げて。
 主人公だけ、何もしてないのに意外な方法で殺されちゃいます。考え様によっては「なんじゃあ、こりゃぁぁぁ……」ですが、それだと主人公は大学生ではなく刑事で、しかも殉職でしょうか。深いですね。

名前を「ペー」「パー子」にした人、正直に手を挙げて。
 パ「きゃー! 殺人事件やわぁー!」ペ「ほんまか? どれどれ」とか言って、死体をバックにピースして記念写真撮るんでしょうか。それに、しょっちゅう悲鳴が上がると思いますが、それは何でもない事にいちいち驚くパー子の叫びでしょう。

名前を「千秋」「はるみ」にした人、正直に手を挙げて。
 浪花恋しぐれ…。かなりマニアックなとこ突いてきましたね。でも、香山さんがやって来たら意気投合。ずーっと同じBGMが流れ続ける事になりかねません。推理してても演歌、殺されて「終」なのに演歌。

名前を「ヒロシ」「キーボー」にした人、正直に手を挙げて。
 殺人事件が起きてる時に痴話喧嘩だぁ? バカ言ってんじゃないよ。

名前を「昌明」「葉子」にした人、正直に手を挙げて。
 一人旅じゃなくて最初っから二人旅です。

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 はい、ここまでー。結構、残っている人が多いですね。日常生活の中で、自分にとって当たり前だと思っている事や、特に意識しないで自然とやっている・・・・・   ・・・・・・(中略)・・・・・・・   ・・・・・・・・・様々な発見がある。そのような繰り返しが脳を活性化させ、豊かなアイデアを生み出す力になるでしょう。

 先生の思いつきですが、「犯人A」「犯人B」なんて名前でプレイするのもオツなものです。疑われても殺されても「犯人A」。

「あは、犯人Aったら、雪だるまみたい」 犯人Bの笑い声が聞こえる。
「どうせぼくは滑るより転がるほうが似合ってますよ」
「そういう意味で言ったんじゃないってば。犯人A、上達早いと思うわよ」

 ……何の上達が早いんでしょうね。

 他にも「マスオ」「サザエ」、「落合」「かみさん」、「エンタツ」「アチャコ」、「あんた」「おまえ」、「一号」「二号」、「藤波」「平田」なども試してみて下さい。以上、終わりです。


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