「鵜呑みにしてはいけない」
- どうにでもなる日本語 -

ヨーロッパにおける食文化と、その伝承について  第12話 「クルマーブ」 Culmherb

スコットランドに古くから伝わるお菓子。
娘が十四歳になると、一人前の証として母親から作り方が受け継がれる。
現地では「カゥマーブ」と発音する。culm(こな状の石炭)+ herb(ハーブ)
から来たとされているが、源流は諸説ある。

小麦粉・バターをベースにして黒砂糖で甘みをつけたシンプルな味。
ほのかにシナモンの香りがする。部分的に茶色いのは砂糖がこげた跡。
江戸時代後期、ヨーロッパの冒険家ノッペイ・ジールが新潟を訪れ、
その味を伝えたとされている。まだ砂糖が高価だったため、日本全土に
広がる前に廃れてしまった。

南仏の方へ行くと、これによく似た「チクワーブ」というお菓子もあるらしい。

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良い子のみんな、だまされないで!!
 車麩(くるまぶ)は、煮込んで食べる、ただの「麩」です。  おいしいよ。

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