ワナシリーズ 3 「病気と病院のワナ」


「風邪で熱があるみたいなんですけど、注射はいやです」
(岐阜県 坊主が屏風に上手にビョークの絵を描いた)


デ、デ、デ、デンジャラス!! まだまだ寒いよご用心!!
病気の時には危険がいっぱい、内科も耳鼻科も気をつけて!!
そうさ僕らにゃ知識が必要、備えあれば憂いなし。
それではいってみよう、小さな痛みがいつしか大病を患う現実に
目を向けてお送りするワナシリーズ、今回は「病気と病院のワナ」の巻。
息を大きく吸って〜〜、はい止めて〜〜、ウ〜〜〜、ワナッ!!!

まずは保険証が見つからないワナ、
診察券も見つからないワナ、
行ったら休診のワナ、
もしくは日曜・祝日に限って体調が悪くなるワナ、
あるいは看てほしい科の先生が学会でいないワナ、
待つこと2時間・診察3分のワナ、
憎たらしい不敵な面構えのガキが待合室で大暴れしているワナ、
睨みつけると突然「ママ〜あのお兄ちゃんこわ〜い」とか言いやがるワナ、
斜め前の赤ん坊がさっきからオレを見つめていて何となく目を合わせた瞬間火がついたように泣き出すワナ、
「○○さーん」とオレの名前が呼ばれて立ち上がると同姓の違う人なワナ、
だんだんオレの番が抜かされている気がしてくるワナ、
トイレに行きたくなったがトイレに行っている間に呼ばれたらどうしようと迷うワナ、
そして呼ばれる頃には膀胱がパンパンなワナ、
あるいはトイレに行った直後に尿検査が待ち受けているワナ、
「心配いりませんよ」という先生の笑顔がひきつっている気がするワナ、
ありとあらゆる検査のため病院を上から下までかけめぐる青春なワナ、
考えてみりゃ検査をしたからといって体調が良くなるわけではないワナ、
ひょっとすると入院?と思うと不謹慎にもワクワクしてしまうワナ、
「サナトリウム」という響きに意味も分からずあこがれを抱いてしまうワナ、
何故かそこで薄幸の美少女との出会いが待っているような気がするワナ、
さらに妄想はふくらんでオレの遺影を前に同級生が全員号泣しているシーンを想像してしまうワナ、
だがそんなオレに下された診断は「ただの風邪ですね」なワナ、
点滴の針は絶対に一発で入らないワナ、
採血を担当する看護婦さんの手がふるえているワナ、
ストッキングが伝染しているけどこれは言うべきか言わざるべきか大いに悩むワナ、
神経は大変にずぶといオレだが血管は大変にか細いワナ、
看護婦さんが「はぁーい痛くな〜い」って言う時に限ってすっげー痛いワナ、
頭の中では椎名林檎の「本能」がエンドレスなワナ、
泌尿器科とか肛門科とか人に話しにくい病気にかかってしまうワナ、
若くして血糖値とかガンマGTPの値が大変な事になっているのが発覚するワナ、
若くして食事制限をすることになりオレの夕食が別メニューなワナ、
残酷にもすき焼き四名が雑炊なオレ一人を取り囲むワナ、
学校でもオレ一人だけ弁当なワナ、
友達に訊かれても肝臓の年齢が50代だったなんてとても言えないワナ・・・

どうか気をつけてほしい。病気にも病院にも危険はいっぱいなのだ。

ワナ知識が朝から晩まで豊富な研究員


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