ワナシリーズ 1 「ロックバンドのワナ」


「なんとなくバンド組んでみようかなって思っているのですが、いいアドバイスとかあったら教えてください」
(新潟県 わぁ、これ以上怖くて上がれないや)


デ、デ、デ、デンジャラス!! 危険があぶないデンジャラス!!
スターを夢見る少年少女、ロックバンドはご用心!
バンド組むには危険がいっぱい、ライブにCD、気をつけて!!
そうさ僕らにゃ知識が必要、備えあれば憂いなし。
それではいってみよう、今回は「ロックバンドのワナ」。
どこかで聞いたなこの前口上、深く追求しないでね、
二番せんじを感じつつ、ウ〜〜〜、ワナッ!!!

ギターは腐るほどいるのにドラマーを探すのにはえらい苦労するワナ、
一応バンド組んでみたけどボーカルの歌い方がラルクっぽいワナ、
スタジオで練習していると何故かとなりの部屋から同じ曲が聞こえてくるワナ、
練習だってのに1曲終わるたんび「サンキュー!」とボーカルが叫んでしまうワナ、
調子に乗って「ハロー!トーキョー!」とか言ってしまうワナ、
さらに調子に乗って「ライブハウス武道館へようこそ!」とか言ってしまうワナ、
北欧メタルやLAハードロックだったはずが休憩時間に「涙のリクエスト」とか楽しくやっているワナ、
原チャリに好きなバンドのステッカーを思わず貼ってしまうワナ、
地元に帰ると今でも布袋模様のスクーターが必ず一台は見つかるワナ、
最近そこに氣志團のステッカーが増えたが特に違和感も感じないし疑問にも思わないワナ、
それが「BUCK-TICK現象」だと違和感はそこそこ感じるワナ、
実はプリプリの曲が全部弾けちゃうワナ、
実は加奈ちゃん大好き1stも2ndも全部所長がコピっているワナ、
ついでにPERSONZなら4枚目まで全部コピった所長のワナ、
BOOWYだったら全曲いける所長のワナ、
だけどB'zは難しすぎて大して弾けないワナ、
「F」のコードがちゃんと押さえられないワナ、
携帯の着メロが「スピニング・トー・ホールド」になっているワナ、
それを先輩に聞かれて話がはずんでしまうワナ、
バイト先の店長に「俺も若いころはなあ…」とアツく語られてしまうワナ、
あまつさえギター片手に延々と朝まで歌われるワナ、
でも歌う曲みんな古すぎて全然ついていけないワナ、
妹の聞いているバンドが新しすぎてそれもまたついていけないワナ、
どうしても柳ジョージとクラプトンの区別がつかないワナ、
Sex Pistolsの映像を観て「こいつらBLUE HEARTSそっくりだな」と真剣に誤解しているワナ、
あこがれのアーティストの曲が洋楽のパクりだったと知って愕然とするワナ、
それなのに結局自分たちも洋楽をパクってしまうワナ、
地味な友達にギターを貸したら自分より全然うまくて呆然とするワナ、
初めてのライブハウスでふと気づくと客に混じって母ちゃんが見ているワナ、
おまけに客の数よりバンドのメンバーの方が多いワナ、
ライブの途中でトイレに行きたくなるワナ、
KISSのコピーをやっているのに「聖飢魔 II?」とあっさり言われてしまうワナ、
ここぞとばかりギターを回したら後頭部を強打するワナ、
ジミヘンみたいにギターを燃やしてみたいけどもったいなくてできないワナ、
アンコール用に曲を用意していたのにアンコールのアの字も呼ばれないワナ、
キーボード君が作ってきたオリジナル曲がどう聞いても小室っぽい気がするワナ、
ギター君が弾くメロディがどう考えても布袋のそれに聞こえてしまうワナ、
一発売れちゃったが最後どんどん真似っこバンドが出現するワナ、
その挙げ句に裏モノ掲示板で自分たちのパクった曲が次々と暴露されるワナ、
解散してからもうだいぶたつのにドラマやCMで使い回されてしまうワナ、
自分たちの知らない連中が自分たちの曲をカバーしていてしかもそれが売れているワナ、
昔ロン毛の金髪だったやつがいつの間にか結婚してツルっぱげになっているワナ、
もしくは激太りしてしまっているワナ、
あるいは公務員とかおカタい仕事に就いているワナ・・・

どうか気をつけてほしい。ロックバンドにはワナがいっぱいなのだ。

ワナ知識がまあまあ豊富な研究員


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