2000年11月もはじめのシトシト雨降りの夜


 さいきん所長は頭痛と腰痛がひどいらしくてまいにちウンウンうなっているです。
ちょっと心配なのでようすを見にいくですよ。

「所長〜しょちょうーからだの具合はどうですかぁ〜?」
「ムホン。への1君かね。まあ、ワシもいろいろと持病を抱えておるが、この
  腰痛だけはイカンな。今日は病院で、特殊な注射を打ってもらって来たので
  いくぶん楽じゃがの」
「そうですか今日も痛いですかたいへんですね。ところで所長、まくらもとに
  あるその書類はなんですか?」
「ウム!?あ、ああ、これか…。いや、君には関係のない事じゃ、気にするな」
「あっ所長!またしてもぼくにウソをついているですねその悪意に満ちた目を
  みればわかるですよ。とにかく見せてください……
  ああぁっ!なんですかこれは!!」
「むむむ……。見られてしもうたものは仕方がない。あまりにも腰が痛いので
  気をまぎらすために遊びで書いていた替え歌じゃ。ホレ、最近ちまたでは
 『ヨーデル食べ放題』なる歌が流行っておるとかでな。ワシもそれに
  便乗してみようかという気になったのじゃ」
「そ、そうだったんですか……それにしたってこの歌、歌詞がなんだか
  危険があぶないジャラスデンですよ」
「そうかいな。ワシには、ほんのジョークにしか思えんのじゃが」

さて。みなさんに実際に見ていただきましょう。これが所長の作った替え歌です。

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

●「お薬のみ放題」
 歌:いがりん所長 with への1号&偏頭痛ブラザーズ

頭痛でお薬のみ放題 のみ放題ヨロレイヒ
めまいもひどくて吐き放題 吐き放題ウヨレイヒ
 バファリン・サリドン・イブA・セデスも のみ放題
 ナロンにケロリン・エキセドリンも のみ放題
 ノーシン・ハッキリ・救命丸も のみ放題
 胃腸は荒れ放題「アレホゥ!」

飲んでも効かないのみ放題 のみ放題ヨロレイヒ
病院ハシゴでのみ放題 のみ放題ウヨレイヒ
 ニフラン・カシロン・ネオビタカインも のみ放題
 セアプローゼ・サリイタミンも のみ放題
 時には注射で痛みをまぎらす 打ち放題
 主治医はシブい顔

「さー、お水を片手にみんなでガバガバ鎮痛剤を飲みましょー!」

ロキソニン・ボルタレンのみ放題 のみ放題ヨロレイヒ
飲んだら胸焼け 焼け放題 焼け放題ウヨレイヒ
 赤・青・緑にピンクに紫 のみ放題
 三角四角に丸いのデカいの のみ放題
 錠剤・粉末・種類はたくさん のみ放題
 痛みは止まらない

とうとう坐薬だ 入れ放題 入れ放題ヨロレイヒ
坐薬でお尻が切れ放題 切れ放題ウヨレイヒ
 トイレで血が出る 何度も血が出る 切れ放題
 拭いても拭いても ペーパー血まみれ 切れ放題
 こんなに若くて突然痔になる 切れ放題
 電車じゃ座れない
 
 ヘッドエーイクパラダイス 「ノミホゥー!」

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
「あのー、所長。こんな歌つくってどうしようっていうんですか」
「そりゃあ君、への1号君が『なりきり君』で発表してくれるのではないか?」
「えっ!そ、そりゃマズいですヤバいです所長。いくらなりきり君でも
  これはちょっと…。もうちょっとしあわせな歌を作ってくれたら
  ぼくも考えるですけどね」

 はぁ。所長のブラックジョークにもこまったもんです。もうちょっと世のため人のためになる事をかんがえてくれたらいいのに。え?お前も似たようなものだって? うぅ、そこを突かれるとぼくも痛いです。あ! 痛い…です?「痛い」です! ぼくもちょっとだけ鎮痛剤をのんでみようかな。ほんとにそしたら痛みはとまるのかな。気になるですよ。

「フッ、これで君も“偏頭痛ブラザーズ”の仲間入りじゃな」
「えええっ!そんなんなしですぅ、ぼくはまだ痔にはなりたくないですぅ…」
「ホレホレ、歌うのじゃ、『♪坐薬でお尻が切れ放題〜!』あ、ソレソレ」
「しょ、所長、ちょっと冷静になりましょうよ、頭痛薬でも飲んで


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2000年9月後半のようやくすずしくなってきた夜


話はいきなりはじまります。

「所長ーしょちょう〜どこにいるですかぁ〜?」
「コホン。何かねへの1号君」
「ああ所長、緊急報告があるですけど、なりきり君をちょっと改造してみたです」
「改造…とな? はて、どのように改造したというのかね?」
「さっそく見て見てくださいよ、これですこれです」
「フム。なにかね、この灰色の箱のようなものは」
「おどろいたですか?これが、新しくなったなりきり君、その名も
 『なりきり君 Cude』ですよ」
「『なりきりくん、キューブ』かの」
「ちょちょちょちょっとちがうです、よ〜く見てください
 『なりきり君、“Cude”』キューデですよキューデ。
「なんだね、それじゃあまるで某社のアレではないか」
「ちっちっち。ぼくのはちょっとちがうです。さらによく見てください
  四角形じゃなくて五角形なんです」
「ほう、五角形か。しかし…それには何か、意味があるのかね?」
「え! いや…意味は…とくに…。でも、四角形よりも五角形の方がなんだか
  おとくな気がしないですか?」
「そういう問題なのか? それより問題なのは、中身じゃ。
  何がどう新しくなったのか説明してくれんかの」
「待ってました!なんと聞いてください、CPUがパワーアップしたんです!」
「フム。どのように?」
「新しいCPUは、ぼくが何日も徹夜して完成させた
 『バラエティー・エンジン』を搭載してるんです。
  それも3個ですよ3個!トリプル・プロセッシングです!
  すごさばくはつですよ!」
「ウム。ますますもって、某社のアレのようではないか。
  それで結局、“バラエティー・エンジン”というのは本当に凄いのか?」
「はいはいはい。このCPUは、
  “きれいな人はより美しく、そうでない方はそれなりに”
  モットーに、とにかくすごいんです!」
「ムムム…。なんだか騙されている気がするが。まあ、今後のなりきり君に
  期待しようではないか」
「ありがとうございます!これからも新しくなったなりきり君といっしょに
  がんばるですよ!」

 ふっふっふ。所長は気づいてないみたいです。東○ハンズで買ってきた塩化ビニール板を五角形に切って、それを接着剤で、ちょちょいのちょいです。あとはこれからなりきり君で、どうやってごまかすか…。それが問題です。みなさんも、所長にはくれぐれもないしょにしておいてくださいね。


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2000年9月はじめの雨ふりの日


 ぼくです。への1号です。8月30にち、ぼくは所長に言われた通り、iBookのハードディスクを大きなものに交換するため、秋葉原へでかけました。

〜 動作保証、ないですよ 〜

 おかしいです。どこのお店へ行っても、iBookのハードディスク交換はやってないとのこと。しかもぼくの話を聞いた店員さんが、みんながみんな、すごーくイヤそうな顔をするですよ。しょうがないです。お店でやらないなら、自分でやるです。ぼくはソフマップへハードディスク単体を買いにいきました。

「あのーiBook用のハードディスクをください」
「iBookで使えるハードディスクは……あるにはあるのですが、
  動作保証、ないですよ
「え?な、なんで…?」
「おまけにiBookを分解したら、アップルの保証もなくなります」
「そうなんですか…。でも、自分でやるから、いいです」
「iBookを分解するのは、素人の方にはかなり難しいですよ。
  あまりおすすめできませんが…」

 ぼくはかくごを決めて、とりあえず10GBのハードディスクと、iBookをバラすための星形ドライバーを買いました。でも気になるな。動く保証がないとか分解は難しいとか。ぼくは不安をかかえつつ、iBookを分解する参考資料(「Mac Fan iMac&iBook Perfect Guide」)を買って、研究所へもどりました。

〜 血が、血がぁっ!!〜

 ぼくは手順書を読んで、とほうにくれていました。
 ハードディスクの交換まで、42ステップの作業があるです。めちゃめちゃむずかしそう。しょうがないです。ぼくは気合いを入れて、ひとつひとつ分解の手順をふんでいきました。

 17ステップ目。「樹脂性のパネルを外す」。
 ここがヤマ場でした。写真では、簡単そうにiBookのパネルをはずしているですが、どこをどうやってもはずれる気配がないです。両手の指をパネルと本体のあいだにこじ入れて、力をこめるですが、なんだかパネルが割れそう…。ふと気がつくと、なんと両手のひとさし指から血が出ているです! パパパヤ〜!大変です!ああっ! iBookのパネルに血がついちゃってるぅ!!どうしよう…。

〜 勇気ある撤退 〜

 19ステップ目。どうにかこうにかパネルをはずして一安心。でも、手順書にこんな文章が。
「ここまで来たら…と思うのは甘い。まだまだ作業は続く。自信がなければ、ここで断念するのも勇気ある撤退だ」そうです、まだ作業は半分も行ってないですよ。ほんとに無事にハードディスクの交換ができるのか、なんだか不安が心配です。

 32ステップ目。とうとう液晶パネルと本体が、涙のおわかれです。でもどうして、ハードディスクを交換するために液晶パネルをはずさなくちゃいけないですか? 要するに、iBookというのは、ヘタな改造をするような設計にはなってない気がするですよ。やっていいのはメモリとairPortの増設だけで、あとはブラックボックスも同然です。

 42ステップ目。とうとうハードディスクの交換です。でも気がつけば、iBook本体は、見るもむざんな状態。ほとんど基板がむきだしで、バラしてるんだかこわしてるんだかわからないすがたになっているです。もしもここまでやって、ハードディスクを交換して元にもどしても動かなかったら……。うぅ、怖いです。

そして、ぼくはハードディスクを交換して、42ステップを逆にたどりました。
(長いので略)

〜 このネジ、なあに?〜
 パネルも元にもどしました。コネクタもぜんぶつなぎました。とうとうiBookの復活です! あれ?でも…ネジが一本、あまっているですよ。どどど、どうしよう…。どこか止めなくちゃいけないところを忘れているですか? とりあえず、動くかどうかが気になるので、iBookを起動するです。

 やったです!無事にiBookは起動して、CD-ROMを読みにいってるですよ! でも気になるなあ、このネジ…。ほんとにこのままでiBookはだいじょうぶなのでしょうか。まあいいや、所長も見てないし、動かなくなったら、その時はその時です。

 というわけで、iBookのハードディスク交換は、どうにかこうにか成功しました。ぼくは小さなころから機械を分解するのが好きだったですけど、今度ばかりはコリました。もう所長にたのまれたって、iBookを分解するのだけはカンベンです。特別ボーナスでももらわないと割にあいません。みなさんも、iBookを買うときは注意してくださいね、ぼくみたいな目にあうですよ。

 教訓:増設するぐらいなら、最初から大容量のハードディスクのものを買うべし(マジで)。


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2000年8月おわりのシトシト雨降りの午後


 ども。ぼくですへの1号です。所長もカーミットさんも夏休みで、研究所はぼくひとりです。ぼくはなにをかくそう東京うまれの東京そだちなので、帰る田舎がないのです。だから毎年夏がくるとむなしくなったりするですよ。

「ごめんくださーい」
ん?なにか玄関のほうで声がしたです。いってみるですよ。

「まいどどうも〜お荷物お届けにあがりました」
「あ、どもどもごくろうさまです」

 ……それはちょっと大きめの箱でした。
「iBook」って書いてあるです。でもまさかこんなヘナチョコ研究所にiBookがとどいたりするはずはないですよね。送り主は…あれ?所長です。気になるのであけてみようかな。

「え、えぇえぇえぇぇえええっっつっつっっ!?%$$#>??!」

 ななななーなんでほんもののiBookがあるですか?
 あれ?なにか一枚の紙きれがあるですよ。

「への1号君へ
 ワシじゃ、所長いがりんじゃ。iBookを見て驚いたかの?
 実は、ひょんなきっかけでこのブツを入手したもので、先に
 研究所へ送った。とりあえず、セッティングの方、よろしく
 頼んだぞ。あ、念のために言っておくが、このiBookは
 ワシのものなのでな。それでは。」

 はあ、そういうことだったんですか。びっくりしたなあ…。それにしても、セッティングだけぼくにやらせて、自分はおいしいところを持っていくなんて、所長もつめたい人だな。

ところで。じつはぼくも本物のiBookを見るのははじめてなんです。こんなの持ってまちを歩いたら、きっとかっこよかったりするのかな。どっこいしょ。え!? iBookって、こんなに重いのぉ?所長も持病の腰痛があるというのに、こんなのを持ち歩いてだいじょうぶなんでしょうか。

 あ?気がついたらもう一枚の紙きれが。
「への1号君へ 追伸
 『ワシのもの』と書いたが、これからは君にもガンガン外へ取材に出かけてもらうことになると思う。その時はこのiBookが機動力を発揮するだろう。今からしっかりと体力をつけて、それに備えておくようにな。」

 そそそそそんなぁ〜。外へ取材に出かけるだなんて、それはカーミットさんのおしごとだと思うですよ。とにかく、所長が東京へ帰ってきたら、ゆっくり相談をするです。うーん、新しいマシンの登場で、またまた新たなる展開が待っているような、いないような…。え?今回は「オチ」がないじゃないかって? ダメですよ毎回毎回笑いを期待しちゃ。
どうせ夏休みなんだし、毎日のガリガリ君で元気100倍ですDEATH。


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